先週までの温かさはどこへ行ったのやら・・・。


ということで今週は極寒に感じる沖縄です。(といっても10℃くらい)


去年は15℃くらいまでしか下がらなかったから、今年の沖縄は特に寒い。



そんな冬でも比較的暖かい沖縄ですが、だからこそ作るのに適しているものがあります。


それは発酵食品。




我が家のコンブチャとウォーターケフィア

右からコンブチャ(紅茶キノコ)、ウォーターケフィア、左の二つはウォーターケフィアに果汁やレーズンを加えて二次発酵させたもの。


コンブチャは昔流行った紅茶キノコのこと。8年ほど前からアメリカなどのスーパーに並ぶようになり、いまや世界中で健康飲料として飲まれています。


最近よくスーパーに缶で並んでいるものも見ますが、日本の市場では菌数制限が厳しいといった背景もあるので、発酵食品はやっぱり自家製が一番。(しかも市販のものは甘い!)


アメリカから取り寄せたコンブチャ株

砂糖を加えた紅茶にこの株(SCOBY)を入れて、2週間ほど発酵させます。


コンブチャは酢母や酢酸菌、乳酸菌など多数の菌で構成されている発酵飲料です。

自家製のものは糖の分解の度合いを見ながら育てていけるので甘くも酸っぱくもなります。

↑私はほとんど甘さを感じなくなるまで発酵させます。


自家製コンブチャと生絞りタンカン

でも自家製といえど、もとは砂糖の入った紅茶なので、飲む量やタイミングはとても気を付けています・・・。(発酵させれば糖も分解も進むので自家製をおすすめする理由でもあります。)



コンブチャは含まれる豊富種類の菌や酵母の健康効果が期待されていますが、菌・酵母が生み出す有機酸、ビタミンやポリフェノールも一緒に摂ることができます。




形を変えて進化していく発酵食品。

色んな発酵食品がここまで注目されてライフスタイルの一部になっていくのは、いいことですね。


我が家の猫、がじゅまる(オス4歳)

そう、あまり寒くならない沖縄の冬は発酵食品を育てるのにとっても適した環境!


冬でも油断するとすぐに家のあちこちにカビが生えるもんね・・・。


夏は扱いが難しいため、(というより発酵のスピードがとっても速い!)沖縄で発酵食品を作るのは難しいそうです。



でも我が家では、色んな工夫をしながらコンブチャをはじめ、ウォーターケフィア、ケフィア、みそ、ぬか漬けなどを育てています。沖縄だからこその発酵食品の可能性を感じていますよ。


生き物なので手間もかかりますが、成長や変換の過程を見ていくのはとっても面白い!




皆さんも観葉植物と同じように何か発酵食品を育ててみてはいかがでしょうか?




優子