青い海が綺麗な渡嘉敷島



夫の田舎は渡嘉敷島。


本島に住みながらも、行事の時にはいつも行くのですが、

元気な85歳以上のおじいやおばあがとっても多い島なんです。


いつもお世話になっているおばあは94歳。

娘ときよおばあ。



毎日自転車に乗って畑に通っています。


もう本当に元気。わたしの両親より体力ある。



どうしてこんなに元気なんだろう?


と、いうことでこないだ若い頃の食生活についてちょっとだけインタビューしてみました。


おばあはとても聡明で、若い頃の記憶をしっかり話してくれます。

いつも戦争の話を聞いたり、伝統のレシピを聞いたり。



おばあが若い頃に食べていた食事を簡単にまとめてみました。

・主食は芋、米はほとんど玄米を杵でついたものをお粥で、今みたいなごはんの形では無かった・旬の色の濃い野菜を沢山食べていた

・季節の実を食べていた・魚沢山、時々肉・ヤギや豚の脂を使って料理していた

・肉は骨付きのものを野菜と一緒に煮込んで汁にして食べていた。

・食事は食べ物が無かったら抜かすことも当たり前。汁だけの時もよくあった。



↑あれれ。これってまさに理想的な食事!!?



糖質も程よく、たんぱく質や脂質もしっかり摂れている。



自然とボーンブロスも。



そしてどんなおばあに聞いても、皆さん若い頃からの緑黄色野菜の摂取(種類)が多いんです。



若い頃はとても苦労が多かったおばあ。



色んな話を聞いていると昔はお金がない人ほど苦労が多かったかもしれないけど、身体は丈夫だったのではないでしょうか。



でも今ではどこの国でも、お金がない人ほど砂糖小麦粉の安価な加工食品が多くなり、健康とは程遠い。



収入差=健康差なんて本当に嫌な世界だよなぁ。そんなことはあってはいけない。なんて考えていました。

おばあも最後に

「わたしは苦労したけど、そのおかげで健康だと思っているよ~。贅沢して砂糖や米をたくさん食べられた人はみーんな病気になったり、大変な思いしてるのを見てきたよ~。」


と。とっても印象的な言葉でした。


今は毎朝テレビ体操と畑とグランドゴルフを楽しんでるそうです。おばあと同じで、おじいも耳が遠くても元気!大好きなおじい、おばあ、いつまでも長生きしてほしいです。


そんなことを思いながら作る沖縄ごはん。

沖縄の長寿は芋と緑黄色野菜と骨付き肉にあり!


さつまいも と発酵玄米ごはんゴーヤチャンプルモロヘイヤおくらしらすの生姜ポン酢和えアボカド納豆骨つき鶏のスープ。




健康長寿の秘訣、食だけじゃないけど、確実にとてつもなく大きな要素ではあります。




日本の長寿の秘訣はこの85歳以上の元気なおじいおばあたちが握っている。

もっともーっとおじいおばあたちにインタビューしていこうと思っています。



皆さん、今日も良い一日を。




優子