4月21日から東京ビッグサイトの青海展示場で開催される惣菜デリカ・弁当・中食・外食・給食・配食の業務用専門展のFABEX。
去年に引き続き、そのFABEX内で開催される「惣菜・そうざいグランプリ」というコンテストの審査員として参加しています。
昨日はその事前審査会でした。
今年で12年目の惣菜・べんとうグランプリ。エントリーは122品。
例年よりは少し少ないものの、このコロナ禍の苦しい中でよくこんなにたくさんのエントリーがあったなぁと。本当に嬉しい限りです。
年々盛り上がる健康・ヘルシー部門。
この分野は特にわたしの中でも審査に力が入る部門でもあります。
最近の傾向としては植物性タンパク質(ヴィーガン食やソイミートなどのベジミート)を使用したものが多い印象。
その他、高タンパク低糖質などそれぞれの企業によって色が出る健康・ヘルシー部門です。
あまり開発関係の話はこのブログでは書いていないのですが、わたしはヘルスコーチングとは別に、中食産業・外食産業における健康メニューの開発をかれこれ10年ほど専門でやってきました。(逆にコロッケやメンチカツの開発はできません。ははは)
10年前は健康テーマに基づいて開発したメニューやお弁当はあまり受け入れられず、宇宙人扱いされることも!
最近は新型コロナの影響もあってか、健康意識の高まりも見られる中、この部門が盛り上がってきたように思えます。
それでも健康をつくるお惣菜やメニューの開発は難しいもので、日々知識をアップデートしていかなきゃならないし、実際に売れないと意味がないのでマーケティングの要素も入ってきます。
メニュー開発において一番専門的で難しいのでは?と個人的には思っています。
そんなはたから見ると面倒くさそうな健康メニューの開発ですが、
家で食事を作る機会が減って惣菜や外食の利用が増えている今、中食・外食における健康メニューの展開こそ本当に皆さんを直接健康に導いていける方法だと確信してこの10年取り組んできました。
この分子栄養学や機能性医療の知識をどうやってこの分野で活かしていくのか、この何年かの一番大きなわたしの課題だと思っています。
と、いうことでもっともっと自由に個性的に、こだわりを持って各社が健康メニューの開発に取り組む。そんな未来を作っていけますように。
そんなことを考えながら審査会にも参加してきました。
今年もいいお惣菜やおべんとうがたくさんあり、金賞・優秀賞・審査員特別賞も無事に決まりました!
エントリーしていただいた皆さん、この大変な中、本当にありがとうございました。
東京に来ると立ち寄るのが府中市にある大國魂神社。
今回審査会は午後からだったので朝から娘と母を一緒にお参りに行ってきました。
この神社の裏にある大きな銀杏のご神木が大好きです。
わたしのパワースポットです。
ということで始まった東京生活。
今のところ娘と一緒に周りに沢山手助けしてもらいながら楽しんでいます。
だけどやっぱり満員電車だけはいや・・・。
お腹も大きいので、どうやってこの2か月の間なるべく回避していくかが課題ですね。
明日は惣菜対談の取材のため仙台出張。
産前最後の出張、いってきますー。
優子