昨日はバレンタイン!でしたが、朝から地震のニュースでいっぱいでしたね。

311の余震ということでしたが、大きかったですね・・・。
お怪我された方の一日でも早い回復を心よりお祈りしています。




日曜日はデジタルデトックスの予定でしたが、

昨日は一日中デトックス社が開催したアルツハイマーの予防と治療のウェビナーに参加していました。


アルツハイマーは高齢者の脳の疾病で知られていますが、実はライフスタイルが大きく影響しているわたしたちにとっても身近な問題でもあります。


今回は予防&治療において第一線で活躍する先生方から、素晴らしい内容の講演を聞くことができました。


ウェビナーの詳細はこちら。 ←デトックス社のHPです。


そんなアルツハイマー治療における、第一線で活躍する先生方のお話の中でも、今日は、

お茶の水健康長寿クリニック 白澤 卓二 先生 
のお話を少し。



今回の白澤先生のお話は「アルツハイマーの予防と治療」についてでした。


白澤先生はよくテレビやインターネットなどで糖質制限などのライフスタイルを提唱している先生ですが、


本当の専門は【脳の疾病】。



白澤先生は、エデルフォ・リバント社創始者でありスペイン・バルセロナ大学精神神経免疫内分泌学教授のルイス カルロス アギラー先生と一緒に分子栄養学、分子生物学、分子遺伝学に基づいた、
アルツハイマー予防や治療に取り組んでいます。

お茶の水健康長寿クリニック



今回の白澤先生のお話は、脳波や3D化した脳のMRIを用いて患者さんたちに栄養・ライフスタイルなど様々な角度から治療を行い、

脳のリペアと神経細胞を再生していった患者さんの症例についてのその経過や治療法の説明でした。


今回のお話を聞いた、率直な感想としては、


アルツハイマーの予防法や治療法はもうほぼ確立しているんだなぁ!

と。

特に印象深かったのは、

言葉が通じない、そして反応がほとんどない重度のアルツハイマーの患者さんの治療のお話で、


治療によって1年半後には自分で入浴の準備ができるようになり、会話に理解が見られるようになり、笑顔が見られるまでに回復した症例についてでした。

そう、重度の患者さんでもそこまで脳の神経細胞が回復するという例。



どんなに重度であってももちろん回復には進行スピードなどにより個人差はあるものの、

あきらめない気持ちが大切。ということなんですね。



そして患者さん本人の回復は、悩んでいる家族が幸せになれるんだなと実感しました。



そしてもう一つ、


これはすべての先生が共通してお話していたことです。


遺伝性だと思われていた(わたしもそう思っていました・・・。)アルツハイマーは、

実はライフスタイルや食事・栄養やそれに伴う腸の健康や身体の状態が大きく関与しているということ。


遺伝があっても4割は発症しないし、発症する方の9割が遅発型なのだそうです。




(どんな食事がアルツハイマーを予防するかについても他の先生から伺ったのでまたゆっくり書きますね。)



そう、わたしたちにとってアルツハイマーは遠い疾病などではなく、だれでもライフスタイルによって自分自身や家族が発症する可能性があり、


またライフスタイルによって予防していくことができる、とても身近な疾病なんです。



20代でも30代でも70代でも、いつでも気づいた瞬間が一番若いとき。


一つ一つの習慣がとても大切だと考えさせてもらったウェビナーでした。




書きたいことがありすぎて、大変ですが、今日はこのくらいで。



また内容を整理して書いていこうと思っています。





来週の日曜日は、二日目のアルツハイマー治療についてのウェビナー。アギラー先生のお話です。



どんなお話なのか、今からとっても楽しみです。






今週は避難所で過ごす方も多いと思います。



わたしも友人知人がたくさん東北にいるので気が気じゃないです。



少しでも暖かく過ごしやすい気候になるようお祈りしています。



優子